動画撮影の当日進行表の作り方|撮影順と出演者の集合時間を整理

会社紹介やインタビュー動画の撮影で、担当者が気になるのが「誰に、何時から参加してもらえばよいか」という点です。撮影開始時刻だけを伝えると、出演者が準備の間ずっと待っていたり、必要な場面で担当者が席を外していたりすることがあります。

広島で映像制作・動画撮影を依頼する企業の担当者に向けて、当日の進行表を作る手順を紹介します。まず動かせない予定を置き、撮影・準備・移動・撤収を分けると、制作チームと相談すべき点が見えてきます。

撮影する内容と、動かせない予定を書き出す

進行表を作る前に、必要な場面と社内の予定を並べます。「代表インタビュー」「社員の作業風景」「商品を使う場面」など、それぞれに出演者・場所・撮影できる時間帯を付けてください。

時間の制約には、会議室の予約、代表者の外出、店舗の営業開始、通常業務で作業が行われる時刻などがあります。最初から撮影の順番を固定するより、動かせない予定を先に共有する方が、組み替えを検討しやすくなります。

  • 必ず撮りたい内容と、その目的
  • 出演する人と参加可能な時間帯
  • 使用する場所と、入室・退室の期限
  • 撮影のために用意する商品や道具
  • 通常業務の中で撮るか、撮影用の時間を設けるか

準備物や社内の担当分けは、会社紹介動画の撮影準備チェックリストも参考にしてください。この記事では、そろえた条件を当日の順番に落とし込むところから扱います。

完成動画の順番と、当日の撮影順は分けて考える

同じ場所で撮る場面をまとめる

完成動画では「外観→インタビュー→仕事風景」と並べる予定でも、その順に撮影する必要があるとは限りません。同じ部屋で複数人のインタビューを行うなど、場所や準備を共通にできる場面をまとめられるか相談しましょう。

ただし、同じ場所でも出演人数や撮り方が変われば調整が必要です。担当者だけで「準備は一度で済む」と決めず、撮影チームに確認してから時間を確定します。

出演者と業務の都合から順番を調整する

午前中しか参加できない人や、決まった時刻にしか見られない作業があるなら、そこを起点に組みます。「社員全員を朝から集合」にする前に、誰がどの場面に必要かを整理してください。

出演時間を短くまとめたい場合も、移動や準備との兼ね合いがあります。出演者の都合と、撮影側の準備の両方を並べて調整するのがポイントです。

進行表には、撮影していない時間も入れる

搬入・準備と、出演者の準備を分ける

機材の搬入、設置、映像と音の確認などに必要な時間は、撮影担当者に確認して予定へ入れます。会議室の予約も、本番を撮る時間だけで足りるかを確認しましょう。

出演者には、到着してすぐ話し始めるのではなく、当日の説明や身支度、マイクの準備などの時間があるかを伝えます。「集合時刻」「撮影開始の目安」「終了予定」を分けると、必要な参加時間を把握しやすくなります。

移動・休憩・撤収も一つの予定として扱う

部屋や建物を変える場合は、人だけでなく機材の移動もあります。移動後の準備も含めて時間を見込み、休憩と撤収の予定を加えます。

余裕時間は、空いたら別の撮影で埋める前提にせず、何に備える時間なのかを決めておきましょう。出演者の入れ替え、説明の追加、業務の状況確認など、今回の撮影で起こりそうな調整を制作担当者と話しておきます。

インタビューと仕事風景を撮る日の進行例

以下は、一つの社内会議室と近くの執務スペースで撮影する場合の架空の例です。標準的な所要時間や、Tttealの実際の撮影プランを示すものではありません。内容・人数・機材・場所に合わせて、制作担当者と調整してください。

  • 9:00〜9:40:撮影チーム搬入、会議室の準備、画と音の確認。社内担当者が入室を案内。
  • 9:40〜10:00:出演者Aが集合。当日の説明と撮影前の準備。
  • 10:00〜10:30:出演者Aのインタビュー。終了後、追加確認がなければ退出を案内。
  • 10:30〜10:50:出演者Bの集合・準備と、撮影側の調整。
  • 10:50〜11:20:出演者Bのインタビュー。
  • 11:20〜11:40:休憩、執務スペースへの移動と準備。
  • 11:40〜12:10:仕事風景の撮影。該当場面に参加する社員のみ集合。
  • 12:10〜12:30:撮影項目の確認と、必要な追加カットの相談枠。
  • 12:30〜13:00:撤収、室内の原状確認、退室。

この例では、出演者AとBの集合時刻を分けています。一方、同じ場面に二人とも出演する予定なら、Aの退出時刻も変える必要があります。進行表には、一人ずつの出演場面を照合する工程を設けましょう。

インタビューの作例として、真工務店様の代表インタビューもご覧いただけます。上の時間割はこの実績の撮影スケジュールではありません。自社で撮りたい場面を考える際の参考としてご活用ください。

遅れたときに、何を優先するかを決めておく

当日になって予定が変わる場合に備え、撮影リストを「必須」「時間があれば追加」「別の方法を相談できるもの」に分けておきます。例えば、動画の中心となる発言と、その説明に必要な作業場面を優先し、装飾的なカットは後に回す案が考えられます。

ただし、どの場面を省けるかは完成動画の構成に関わります。現場で担当者一人が決めず、制作担当者と確認しましょう。延長が必要になりそうな場合も、場所や出演者の予定、費用への影響を確認してから判断します。

進行変更の連絡窓口と、社内で判断できる人を決めておくことも大切です。変更した時刻を口頭だけで伝えると情報が分かれるため、最新版の進行表へ反映して共有します。

共有前に確認する、進行表の必須項目

進行表は、現場にいる人が「次に何をするか」を判断できる形にします。細かい専門用語を増やすより、場所・人・内容・時刻をそろえて書きましょう。

  • 撮影日、資料の更新日、版番号
  • 時間帯ごとの内容、場所、必要な出演者
  • 出演者ごとの集合時刻・集合場所・終了予定
  • 準備、移動、休憩、撤収を含む時間枠
  • 使用場所の入退室期限と、変更できない予定
  • 必須の撮影項目と、時間調整が必要な際の相談先
  • 当日の社内窓口と撮影チームの連絡先

配布前には、出演者の重複や移動時間の抜けがないかを確認します。撮影前日に変わった予定があれば、最新版を送り直し、関係する人に変更箇所が伝わったか確認してください。

進行表は、細かい時刻を自社だけで決め切るためのものではありません。業務や出演者の条件を示し、撮影チームと実行できる順番を組み立てるための資料です。広島で映像制作・動画撮影をご検討の方は、撮りたい内容と参加可能な時間帯を添えて、Tttealのお問い合わせフォームからご相談ください。