インタビュー動画の撮影場所の選び方|会議室の音・背景・動線を確認

社員や代表者のインタビュー動画を作るとき、社内で一番見栄えのよい部屋を選べば十分でしょうか。実際には、廊下の話し声、部屋の予約、背景に映るものなど、写真だけでは分からない条件もあります。
広島でインタビュー動画の制作やカメラマンへの動画撮影依頼を検討する企業担当者に向けて、候補場所の比較方法をまとめました。まず「話を落ち着いて収録できるか」を確認し、そのうえで見せたい背景と撮影に使える範囲を整理しましょう。
最初に、撮影する人数と使える時間をそろえる
場所を比較するときは、一人ずつ話すのか、二人が対談するのかを先に伝えます。出演者だけでなく、聞き手や撮影スタッフ、機材のための場所も必要になるため、会議の定員だけで撮影の可否を判断しないようにしましょう。
使用可能な時間は、インタビュー本番に加え、搬入・設置・確認・撤収まで含めて相談します。途中で別の会議が入る部屋と、まとまった時間を確保できる部屋では、当日の進め方が変わります。
候補が複数ある場合は、同じ条件で比べるため、撮影予定の時間帯、出演人数、机や椅子を動かせるかを一組にして書いておきます。まだ確定していない項目は、未定のまま共有して構いません。
音は「外から入る音」と「室内の響き」に分けて確認
廊下・道路・設備の音を聞く
候補の部屋では、会話を止めて周囲の音に耳を向けます。廊下の話し声、ドアの開閉、車の通過、空調や近くの設備など、気になる音と発生するタイミングを記録してください。
「静かな部屋です」と伝えるより、「午前中は廊下の通行が少ないが、昼には人が増える」「隣の会議室の声が聞こえる」と具体的に書く方が相談に役立ちます。可能なら撮影予定に近い時間帯に確認しましょう。
音のために設備を止めたい場合も、自社判断で止める予定にせず、施設担当者と撮影担当者に相談します。業務や室内環境に支障があるなら、別の時間帯や部屋を候補にします。
声の響きも、実際に話して確認する
壁や床などの硬い面で音が反射すると、録音した声が明瞭に聞こえにくくなることがあります。Shureの録音ガイドでも、部屋の反射と、カーテンなど柔らかいもののある環境について説明しています。Shure公式:録音環境と音響の基本(英語)
現地では実際に座る候補位置で短く話し、響きが気になるかをメモします。スマートフォンで短い音声付き動画を撮って共有する方法もありますが、その録音だけで本番の音質が判断できるとは考えず、最終的な収録方法は撮影担当者に確認してください。
背景は、会社らしさと写せる範囲を合わせて考える
見せたいものと、片付けるものを分ける
インタビューの背景には、商品、仕事の道具、社内の空間などを選べます。「会社らしさ」を何で伝えたいかを決めると、候補を比較しやすくなります。何もない壁を使う場合も、人物の話に集中してもらう方向性として検討できます。
背景に入りそうな書類、ホワイトボード、モニター、掲示物は、撮影当日にどうするかを確認します。片付けられるものと、動かせないものを分け、公開してよい内容かを社内担当者に確認しておきましょう。
窓・照明・家具の位置を共有する
部屋の全体写真に加え、窓、天井の照明、机、椅子、背景候補の位置が分かる写真を用意します。撮影予定の時間帯と、ブラインドや室内照明を調整できるかも伝えてください。
「窓があるから撮れない」「広ければ大丈夫」と自社だけで結論を出す必要はありません。出演者とカメラをどこに置けるか、使いたい背景と両立するかを、写真や現地下見をもとに相談します。
人の出入りと、機材を運ぶ経路を確認する
普段は静かな会議室でも、撮影中に人が通り抜ける場所なら、その都度進行を調整する可能性があります。入室を控えてもらえる時間帯があるか、予約の表示を出せるか、当日誰が関係部署へ知らせるかを決めておきます。
撮影中の出入りだけでなく、入口から部屋までの搬入経路、階段やエレベーター、機材の仮置き場所も共有すると、準備を相談しやすくなります。机や椅子を動かす場合は、戻す時間と担当も含めて確認してください。
出演者の待機場所を別に設けられるかも検討します。撮影していない人が待つ場所と、収録する場所を分けられると、次の出演者への案内を整理しやすくなります。
二つの候補を比べるときの記入例
以下は架空の会議室を想定した比較例です。Tttealの実際の撮影場所や、音質を測定した結果ではありません。
- 候補A:受付横の会議室。会社ロゴを背景にできる。ガラス越しに通行人が見え、受付の会話が聞こえる。午前中の利用可否と、収録中の出入りを確認したい。
- 候補B:奥の会議室。背景は無地の壁。現地確認時は廊下の通行が少なかったが、空調音が気になった。机を移動できるかと、撮影予定時刻の音を確認したい。
この場合、見栄えだけでAに決めるのではなく、各部屋の未確認事項を調べてから相談します。ロゴのある場所は別の紹介カットで使い、話す場面を別室で撮る案も考えられます。実際に分けられるかは、構成と準備時間を合わせて判断します。
比較表を点数だけで埋めるより、「何が気になり、誰に何を確認するか」を残すと、次の行動が明確になります。
撮影担当者に送る場所確認メモ
候補ごとに、次の情報を一つの文書やメールへまとめましょう。共有する写真には、社外へ見せられない書類や画面が写っていないかも確認してください。
- 部屋名・所在地・階数と、入室を案内する担当者
- 使用できる時間帯(準備・撤収を含む)
- 出演人数、聞き手の有無、撮りたい内容
- 部屋全体、背景候補、窓、机や椅子の写真
- 気になる音と、その音が発生する時間帯
- 撮影中の人の出入りと、制限を相談できる範囲
- 家具・照明・ブラインドを調整できるか
- 搬入経路、機材を置ける場所、使用可能な電源の位置
- 未確認事項と、確認する担当者
場所が決まったら、質問内容も出演者に共有します。質問づくりには、社員インタビュー動画の質問例12選をご活用ください。
場所を決め切る前に、見せたい映像と一緒に相談する
選ぶ基準は、声を収録する条件、背景で伝えたいこと、当日の使いやすさの三つです。すべての条件がそろわない場合も、場所や時間、構成を変える余地があるかを整理して相談しましょう。
Tttealの真工務店様の代表インタビューなど、実績から希望する雰囲気を共有することもできます。ただし、実績映像の見た目だけで、自社の部屋に必要な広さや機材を判断しないことが大切です。
広島でインタビュー動画の制作・撮影をご検討の方は、撮りたい内容と候補場所の情報を添えて、Tttealのお問い合わせフォームからご相談ください。


