動画の納品時チェックリスト|ファイル・字幕・公開先の確認方法

完成動画が届いたら、共有リンクを開いて終わりにしていませんか。複数の動画を依頼した場合は、掲載先に合うファイルがそろっているか、どれが承認済みの版か、公開担当者が迷わず使えるかまで確認しておくと安心です。

広島で映像制作や動画撮影を依頼する企業・店舗の担当者に向けて、納品物を受け取るときの確認手順をまとめました。構成や演出の修正は、動画の初稿チェックと修正依頼のまとめ方を参考にしてください。ここでは、完成ファイルと依頼内容の照合、保存、公開担当者への引き継ぎを扱います。

まず、依頼した納品物と届いたファイルを照合する

メールに添付されたファイルや共有フォルダを、見積書・発注時の取り決め・その後の変更内容と照らし合わせます。数だけでなく、用途ごとに必要なものが届いているかを確認しましょう。

例えば商品ページ用の横型動画とSNS用の縦型動画を依頼した場合は、それぞれを別の行にして一覧にします。似たファイル名でも、中身や字幕の有無が違う場合があるため、実際に開いて確認してください。

  • 動画の名称と、何に使うファイルか
  • 依頼した本数と、受け取った本数
  • 横型・縦型などの画面比率
  • 合意した動画の長さ、解像度、ファイル形式
  • 字幕・ナレーション・音楽の有無
  • 別途依頼した字幕ファイルやサムネイルなどの付属物

「SNS用も含む」という表現だけでは、どの動画を指すか分からなくなることがあります。用途別の整理方法は、商品PVとSNS動画の構成・納品の考え方でも紹介しています。

ファイル名と、中身の両方で最終版を確認する

公開に使う版を一つに決める

「最終」「最終2」「修正版」といった名前だけに頼らず、制作担当者に公開用のファイルを指定してもらいます。受け取り側の一覧にも、ファイル名と確認日、承認した人を残しましょう。

例えば「商品紹介_横型_公開用_v03.mp4」のような名前を使う場合でも、名前だけで承認済みと判断しません。これは管理方法の一例です。実際の命名ルールは制作担当者とそろえてください。

受け取ったファイルを最初から最後まで再生する

確認用リンクで見た動画と、ダウンロードした納品ファイルが同じ内容かを確認します。冒頭・末尾だけでなく全体を再生し、反映を依頼した表記や連絡先が残っているか、意図しない無音や映像の途切れがないかを見ます。

横型と縦型など複数の版がある場合は、一方だけで済ませず、それぞれ確認します。気になる点があれば、対象ファイル名・時刻・状況を添えて制作担当者へ連絡しましょう。

字幕は、どの形で受け取るのかを確認する

動画の中の文字と、別ファイルの字幕を分ける

字幕の依頼内容には、映像に組み込む文字と、動画とは別に受け取る字幕ファイルなどがあります。「字幕あり」とだけ記録せず、今回どの形で納品されるかを確認してください。

YouTubeでは、字幕ファイルをアップロードして字幕を追加できます。ファイルには字幕の文字と表示タイミングの情報が含まれます。利用する場合は、対応形式を確認し、誰が動画と字幕を登録するかを決めておきましょう。YouTube公式:字幕を追加する

別ファイルの字幕を受け取る場合は、対象となる動画の版・言語・ファイル名を一組で管理します。編集前の動画用の字幕が混ざっていないか、実際の再生画面で内容とタイミングを確認してください。

自動字幕を使う場合も、公開担当者が内容を確認する

動画ファイルに文字が入っていなくても、公開サービス側で自動字幕が付く場合があります。YouTube公式ヘルプは、自動字幕が発音や雑音などの影響で正しく表示されないことがあるため、内容の確認と修正を案内しています。YouTube公式:自動字幕起こし機能を使用する

特に氏名、会社名、商品名などは正式な表記と照合します。制作側が確認する範囲と、公開担当者が登録後に確認する範囲を分けておくと、確認漏れを防ぐための役割を整理できます。

公開する環境で、表示と再生を確かめる

納品ファイルが手元の端末で再生できても、掲載先での見え方まで確認できたとは限りません。公開前に利用できるプレビューなどで、文字の位置、音声、画面の収まりを確かめましょう。

Webページ、SNS、展示会のモニターなど、予定する使い道に合わせて確認します。例えば縦型動画なら、投稿画面の表示と文字が重ならないかを確認します。会場で流す場合は、当日使う再生機器と音を出せる条件を担当者に確認してください。

掲載サービスや広告の仕様は、用途に合わせて最新の公式案内で確認します。納品後に用途が増えた場合は、そのまま使えると判断せず、別の形式や編集が必要かを制作担当者へ相談しましょう。

保存場所と、公開担当者への引き継ぎを決める

共有リンクに期限がある場合は期限を確認し、自社で管理できる場所へ納品物を保存します。保存後はファイルが開けるかを確認し、公開用の版と確認途中の版を区別しておきます。

納品された完成動画、撮影素材、編集用データは、それぞれ何が含まれるかを取り決めに沿って確認します。撮影素材や編集用データが自動的に含まれると考えず、必要なら依頼範囲と受け渡し方法を確認してください。

公開担当者への引き継ぎには、次の項目を使えます。

  • 公開する動画のファイル名と保存先
  • 使用するページ・アカウント・会場
  • 公開予定日と、社内の承認状況
  • 投稿タイトル、説明文、案内先などの掲載情報
  • 字幕やサムネイルの有無と、登録する担当者
  • 登録後に再生・表示を確認する担当者
  • 差し替えが必要な場合の連絡先

例えば「商品ページ用は横型の公開用v03、SNS用は縦型の公開用v02。字幕ファイルは横型用のみ」というように、用途とファイルの対応を明記します。これは架空の引き継ぎ例です。実際の納品物に合わせて書き換えてください。

納品時に確認する六つのポイント

受け取り時の確認を、最後に次の六つにまとめておきましょう。

  • 依頼した用途・本数・形式と納品物が一致している
  • 公開に使う版が明確になっている
  • すべての納品動画を最後まで再生した
  • 字幕と付属ファイルの対象・登録担当が決まっている
  • 予定する公開環境での確認担当が決まっている
  • 自社の保存先と、公開担当者への引き継ぎが整っている

映像の方向性を検討する段階では、Tttealの宮島御砂焼 窯元 対厳堂様「RE:Oプロジェクト」PVなどの実績も参考になります。実績映像の表現と、今回必要な納品ファイルの条件は分けて相談しましょう。

広島で映像制作・動画撮影をご検討の方は、作りたい内容と公開先、受け取りたい納品物を添えて、Tttealのお問い合わせフォームからご相談ください。